動画制作のスケジュール管理は、納品日から逆算して5工程の節目を置き、確認・修正のバッファを確保し、カレンダーとガントで定期確認する形がシンプルです。
まず納品・公開日から逆算する
動画制作の予定を「できるところから進める」形にすると、最後に確認や修正の時間が足りなくなりやすくなります。最初に納品日または公開日を固定し、そこから逆算して大きな節目を置きます。
例えば公開が金曜日なら、木曜日を完成日にせず、数日前に最終確認を終える予定にしておきます。予定通りに進んだときに余白が残るくらいの方が、修正や素材差し替えに対応しやすくなります。
5工程の「終わり」を予定にする
細かな作業予定をすべてカレンダーに入れるより、まず企画・撮影・編集・確認・納品(公開)の節目を決めます。
- 企画内容・構成が確定する日
- 撮影必要素材が揃う日
- 編集初稿を提出する日
- 確認修正・承認を終える日
- 納品納品または公開する日
工程ごとの「終わり」が見えると、今の工程が予定より遅れているかを判断しやすくなります。
一番忘れやすいのは「確認待ち」の時間
編集者が作業できる時間だけで予定を組むと、確認者からの返答待ちで全体が止まりやすくなります。動画制作では初稿提出後に、社内確認、クライアント確認、修正、再確認が発生することがあります。
企画、撮影、編集など、自分たちで進められる時間。
素材待ち、確認待ち、承認待ち。自分だけでは短縮できない時間。
予定表には両方を含め、確認期間を「余ったら使う時間」ではなく最初から必要な工程として扱います。
複数案件は、1本ずつではなく重ねて見る
案件ごとに個別の予定表が整っていても、3本同時に撮影や初稿提出が重なれば実際には回りません。複数案件では、同じ週に何が重なるかを見る必要があります。
| 案件 | 今週の節目 | 現在工程 |
|---|---|---|
| 採用動画 | 水曜:初稿 | 編集 |
| SNS動画 | 木曜:公開 | 確認 |
| 会社紹介 | 金曜:撮影 | 企画 |
カレンダーで日付の集中を見て、ガントチャートで各案件の進捗を確認すると、予定だけでは分からない負荷を把握しやすくなります。
週1回、5分だけ全体を見る
スケジュール管理は、毎日長時間行う必要はありません。週の始めや終わりに、①今週の締切、②遅れている案件、③確認待ち、④次週の撮影だけを見る習慣を作ると、予定の崩れに早く気づけます。
- 締切今週・来週に納品や公開があるか。
- 遅れ現在工程と全体進捗が予定に合っているか。
- 待ち確認・素材・承認で止まっていないか。
- 撮影次の撮影に必要な準備が残っていないか。
予定変更は「全部作り直す」のではなく、影響を見る
動画制作では予定変更を完全になくすことはできません。撮影延期や確認遅れが起きたときは、その案件だけを見るのではなく、納品日までの残り工程と他案件との重なりを確認します。
スケジュール表を完璧に守ることが目的ではありません。変更が起きたときに、どこへ影響するか早く分かる状態を作ることがスケジュール管理の役割です。
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関連ガイド
動画制作の進捗管理をかんたんにする方法 / 進捗管理アプリの選び方 / ガントチャートの使い方 / スケジュール管理の方法
予定は、作業時間だけでなく待ち時間まで含める。
動画制作のスケジュールは、企画・撮影・編集だけでなく、素材待ちや確認待ちまで含めて考えると崩れにくくなります。納品日から逆算し、節目と余白を先に置くのが基本です。
