先に結論

動画制作の進捗管理アプリは、①現在の工程、②全体進捗、③締切、④複数案件の比較、⑤カレンダー/ガントチャートの5点を短時間で確認できるものが実用的です。

一般的なタスク管理アプリとの違い

一般的なタスク管理では「やること」を並べれば十分な場合があります。しかし動画制作は、1本の中に企画・撮影・編集・確認・納品という大きな状態変化があります。編集作業が終わっていてもクライアント確認待ちなら完成ではなく、撮影予定が決まっていても企画が固まっていなければ進められません。

そのため動画制作では、細かなToDoを増やす前に「今どの工程にいるか」を全案件で同じ基準で見られることが重要です。案件が2〜3本を超えると、工程・締切・進捗を同時に見られるだけでも優先順位を判断しやすくなります。

一般的なToDo管理動画制作の進捗管理
中心になる情報個々の作業案件全体と現在工程
重要な期限タスク期限撮影・確認・納品などの節目
複数案件一覧が長くなりやすい案件単位で比較したい
見たいこと次に何をするかどれが遅れていて、何を先に進めるか

動画制作で最低限ほしい5つの機能

高機能なアプリほど良いとは限りません。少なくとも次の5点が短時間で確認できれば、日々の制作進行にはかなり使えます。

  • 現在の工程企画・撮影・編集・確認・納品など、今どこにいるか。
  • 全体進捗案件全体としてどの程度進んでいるかを同じ基準で比較する。
  • 締切納品日や公開予定日までの残り時間を確認する。
  • 複数案件の一覧1本ずつ開かなくても、同時進行している案件を見渡せる。
  • カレンダー/ガント日付と進み具合を別の角度から確認できる。

担当者管理、工数集計、承認ワークフローなどは必要になってから追加しても遅くありません。最初から入力項目が多いと、管理するための時間が増えて更新が止まりやすくなります。

カレンダーとガントチャートは用途が違う

カレンダーは「いつ何があるか」を見る画面です。撮影日、初稿提出日、公開日など、日付を中心に考えるときに向いています。一方、ガントチャートは複数案件を横に並べて「どこまで進んでいるか」を比較するのに向いています。

カレンダーを見る場面

今週の撮影、確認締切、納品日、公開予定が重なっていないかを見る。

ガントを見る場面

案件Aは編集70%、案件Bは撮影待ち、案件Cは確認90%など、全体を比較する。

どちらか一方にすべてを詰め込むより、同じ案件を「日付」と「進捗」の2つの見方で確認できる方が迷いにくくなります。

毎日使うなら、入力の少なさも重要

進捗管理アプリで最も起きやすい失敗は、導入直後だけ細かく入力して、その後更新されなくなることです。更新に数分かかるだけでも案件数が増えると負担になります。

動画名、現在工程、進捗、締切、カテゴリ、メモ程度で更新できるなら、編集の合間にも状態を変えやすくなります。管理表を完璧に作ることより、現在の状態が古くならないことを優先した方が実務では役立ちます。

無料の進捗管理アプリは、実案件を2〜3本入れて試す

画面を見ただけでは自分に合うか判断しにくいため、無料で使える場合は架空データではなく、実際の動画案件を2〜3本だけ登録して試すのがおすすめです。

  1. 登録進行中の動画を2〜3本だけ入れる
  2. 更新工程や進捗を1回変更してみる
  3. 確認PCとスマホで一覧性を見る
  4. 比較カレンダーとガントで見方を変える
  5. 判断更新が面倒でなければ継続する

無料で始められること以上に、「自分が更新し続けられるか」が重要です。

シンプルな動画制作管理が向いている人

フリーランス、少人数チーム、社内の動画担当者、YouTubeやSNS動画を複数本並行して作る人は、最初から大規模なプロジェクト管理を導入するより、案件全体を素早く見渡せる仕組みの方が合う場合があります。

逆に、数十人規模の権限管理、厳密な工数請求、複雑な承認フローまで必要な場合は、より大規模なプロジェクト管理SaaSを検討した方が適しています。CutBoardは「動画制作の今をすぐ把握する」ことを優先した無料Webアプリです。

CutBoardなら、動画の工程・進捗・締切をひとつに。

ホーム、カレンダー、ガントチャートで同じ案件を見方だけ変えて確認できます。PC・スマホからブラウザで利用できます。

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関連ガイド

動画制作の進捗管理をかんたんにする方法進捗管理アプリの選び方ガントチャートの使い方スケジュール管理の方法

機能数より、使い続けられる軽さを優先する。

進捗管理アプリは、多機能であることより、制作中に迷わず更新できることが重要です。実案件を少数だけ入れて、工程・進捗・締切が短時間で確認できるかを確かめて選ぶのがおすすめです。